怪我以外での労災活用方法
一人親方労災保険は怪我をした時だけに使うと思っている方も多いと思います。実はそれ以外にも労災の活用方法があり、うまく使えばお得に仕事をすることもできます。
一人親方労災保険によってお様々な助成金がもらえることをご存知でしょうか。保険会社は、保険料を加入者からもらって、怪我をした人へ支払うためのプール金とするわけですが、当然怪我をする人をできるだけ減らせば、その分手持ちのお金が増えて保険会社側の経営が楽になります。
そこで、けが人を減らすための努力は惜しまないという理屈がでてきます。分かりやすく言うと現場を安全にするための工具類には年間1万円程度の助成金をだしている場合が多く見られます。分かりやすい例としてはヘルメットや安全帯などに補助金が出ます。
現場に入ったことのある人ならば、一度や二度メットをかぶっていたから助かった、安全帯があったから落下しないですんだ、なんて経験をしたことはあると思います。万一ヘルメットがなかったら、安全帯がなかったら、怪我をするだけで済めばマシですが、命まで落とすことになりかねません。保険会社も高額な保険を払う必要が出てきて大損になります。
外の建築現場以外の安全向上として、室内環境向上のためにクーラーに補助金がでたり、健康増進のために人間ドック人補助金がでたりする場合もありますので、自分が加入している一人親方労災保険の補助金が何に対して出るのかを一度丁寧に見てはいかがでしょうか。